2002年6月23日
日本代表のW杯が終わってから数日が過ぎました。既に、代表の選手はつかの間の オフに入っています。

トルコに敗れてから、あれこれと考える事はあった。トルシエの采配!? (思ったほど、取りざたされなかったが、)確かにそれもあるだろう。 日本がベスト4まで上がれる力は今でもあったとも思う。ただ、やっぱり 勝ち残れなかったって事は何かが足りなかったって事でもあると思う。

4年前に3連敗して、惜敗か惨敗か、なんて事が取りざたされたっけなぁ。 あの時、日本に何が足りなかったかって事に、まだ気付いていなかったように思う。 まだまだ、足りないものがあるのだという事は認識していたけれど。4年経って 思うのは、フランス大会は何もかもが足りなかったって事。3戦、僅差での負けで済んだのは、 岡ちゃんがリアリズムに徹した結果であったとも思う。今回の中国みたいに 華々しく散るってのありだったかもしれないけど。(そんな事したら、今回のサウジ以上 に悲惨な目にあってたかも。)

んで、やっぱり今回何が足りなかったかを実感するには、4年後に壁を破ったとき でしかないと思う。あと少しの運があったら、今大会のうちにベスト4以上にいけたかも ってのはあるが、結果的にはよかったのかもという気もしている。
さて、年末にはアジア大会もあるし、来年にはワールドユースもある。2年後には、 アテネ五輪があって、中国アジアカップが来る。そしたら、あっというまにドイツ大会 だよ。

2002年6月18日
やはり、W杯はそんなに甘くはなかったって事でしょう。
確かに日本のレベルを考えればもっと上を目指せたけれど。負ける時はこんな ものでしょう。システムをいじってきての負けなんで、トルシエ采配に関して も取りざたされるでしょうが、失点はミスが重なってのものだったし、 後半は完全に日本のものだったし。多くは、責められないでしょう。

まだ、W杯は終わってませんが、日本代表としては次のドイツ大会を目指す 4年間がまた始まります。次回は予選からのスタートなので気の抜けない 戦いが続くでしょう。海外組も増えてますます、個の力が強くなる事は たしか。それでも、あくまで日本は組織のチームなんで、そこら辺は 心配されるところではあるけど。この4年、長いようで短かったなぁ…。

2002年6月15日
ついにやりました。日本、決勝トーナメント進出。ついでに、韓国も16強でまるくおさまったし。
大会前の調子を考えたら信じられないほどにいいサッカーをしている。 ベルギー戦の後半からの勢いがそのまま3戦目まできている気がしている。正直、 チュニジア相手には負ける要素はまったくなかった。唯一の懸念材料であった油断も 微塵も感じられなかったし。

なんと言っても今大会の日本は強運であったと思う。フランス、アルゼンチンの敗退も 決勝トーナメントでは有利に働くかもしれないし。ベルギー戦での鈴木の同点ゴール にしても、ある意味運だった。今シーズンノーゴールのFWの最初の得点がW杯の緒戦 だった訳だから。3戦目、W杯初勝利で油断が生じておかしくない状態でも、 チュニジアがベルギー相手に、いいサッカーをした事で払拭された。
決勝トーナメント、日本のいるブロックは実力伯仲。4強のチャンスがある事は確かだ。 とは言え、まずはベスト8進出を決めないと話にならない訳で、一歩一歩行くだけ。